たったひとつの器

※ソロ曲に関するネタバレがあります。まだ聴いていない人はブラウザバックして聴きましょう。

 

 

 

 

 

 

2019 11/10 ナゴヤドーム

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肇ちゃんにソロ曲が!?!?!?!?!?

 

隣が空席だったこともあり、多動する

喜びすぎて前の段差に足引っ掛けた

肇ちゃんにソロ曲が!?!?!?!?!?

 

最初に肇と判断できたのが作務衣を見た瞬間で、顔と名前が目に入りませんでした。本当にわかりやすいトレードマークですからね

肇ちゃんにソロ曲が!?!?!?!?!?

この日はこれ以外に虹色橋を架かったことなどもあり、打ち上げ終了後までずっと放心状態だったと思う。今でも虹色橋〜ソロ発表までの間にあった楽曲、果てはアンコール前のTRFメドレーでもあの時の感情がこみ上げてしまうのです。

肇ちゃんにソロk

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そんな7th名古屋公演から約半年が経ち、ついに先日、

THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 055-057 

が発売されました。今日のコロナ騒動でどうなることやらと心配しておりましたが、無事お家に届けられました。配達の方には頭上がりません🙇‍♂️

同時に幕張の円盤も着弾していたので、テンションは指数関数的に上昇。おまけにサウンドバーも配備し、空に手が触れる場所まで突き抜ける勢い。いっそのこと火星に行け

 

この日まで、試聴はもちろん、どんな曲調か、歌詞がどうか、などの情報を出来る限り遮断しておりました。やはり新鮮な気持ちでソロ曲を聴きたいという思いがあったので、これくらいどうってことナッシング。とはいえりあむのソロ曲は気になって試聴しそうになってしまった。youtubeの関連動画に出すのやめろ!

 

 

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は゛じ゛め゛ち゛ゃ゛ん゛だ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛

 

初めてジャケットが公開された時にも思ったんですけど肇ちゃんがジャケットとしてこうやってしっかり描かれているっていう事実が信じられないんですね。今まで無かったものが突然目の前に現れるわけだからもう何が何だかわからない。でも確かに目の前に存在しているのは藤原肇のソロ曲が収録されたCDとそれが収められているケースとそのケースを彩るCDジャケット。そうか、これは現実なのか……。うん、顔が良いな、顔が良い。ミックジャガーもサティスファクションする良さがある。モバマスの[CDデビュー]カードの復活求む。

 

というわけで着弾したCDを早速聴こうと思ったけど、いきなり肇ちゃんのから聴くよりも、最後に回してしっかり余韻に浸ることに。

 

あらかねの器を聴いて

製作陣を見た時点で壮大な曲になることは予想していましたが、それ以上に大変なことになっていました。

まずイントロは、ピアノ、笛、そして開幕からコーラスが荒れ狂い、既にただ事ではなく、大河ドラマか、大作映画か何かでも始まるのかと言う雰囲気。そこに透き通るような肇のボーカルが入ってくる。

初めて聴いたときは、楽曲の壮大さに歌詞を断片的にしか聞き取れなかった。劇場でスターウォーズを観た時に、メインテーマに圧倒されてスクロールの文字が全く読めないあの感じだ。改めて歌詞カードを見ながら何度か聴いて、ようやく落ち着くことができた。

 

1番は陶芸の世界からアイドルの世界へ足を踏み入れる様子。「迷い悩む過ぎた日々」「足りない何かを」などの歌詞を見る限り、デレステのメモリアルコミュが強く現れているのかなと思ったり。

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それにしても歌詞に普通に「ろくろ」が出てくるのが面白い 

そして「色」というキーワードは必ず歌詞に入るだろうと予想していた。藤原肇と色については、深い関係があり、様々なコミュでこのキーワードが登場するので、初見の時に明確に聞き取れた数少ない単語だった。

 

「たったひとつの器」もその1つ

 

このように歌詞にはまだまだネタが仕込まれていると思うが、うまく説明できないので考察は有識者に任せる!語彙力をくださいドラえもん

あらかねの器の歌詞は、藤原肇というアイドルの魅力を詰め込んだものとなっている。歌詞を頭に入れ、もう一度初めから聴いた時、色々なものが頭の中を通り過ぎて行き、藤原肇担当でよかったと改めて思った。担当になってそんなに長くない自分でこうなら、8年前から担当していた人は一体どんな感情であるのか、想像し難い

 

演奏に関しては、とにかく壮大であるとしか言えない。歌っている時のイメージとしては、最初は光が1つのステージであるが、徐々に光が増え、終盤は派手な演出が登場し、フィナーレといった感じだろうか。PVあったらロケーションとかどうするのか

この曲で特に鳥肌が立ったのは、2番サビ前だ。ここでサビに入る前に一瞬演奏が止まる。ここまで楽曲を壮大に仕立て上げてきた楽器の音がふっと消え、僅かに笛の残響が音を立てる。残響も消えたほんの一瞬の後、肇の力強い声が轟き、静寂で力を溜めた楽器が再び雪崩れ込む。「決意」を感じる素晴らしいサビの入りである。そして、ラスサビ前の演奏はもはやアイドルソングではなく、これがショーなら「待ってました」と言わんばかりに松明を振り回して大量の火柱を上げるだろう。そう考えるとここは備前焼の窯焚きに見えなくもない。この窯焚きを経た後、ピアノだろうか、こもった1つの音と共に声が響き、大サビに入ると曲中で最も力強い声が轟く。

人間国宝藤原肇

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ラスサビ前のイメージ

 楽曲は約6分30分とアイマスの中では長尺に入るが、圧倒的なボーカル、また展開が次々と変化し、曲調がクラシック寄りなこともあって長さを感じさせない。とにかく音の洪水が凄まじいので、出来ればスピーカーで聴いて欲しい。ハイレゾ待ってる。せっかくだしアナログ盤出さない?

爆音で流したいところであるが、そんなことをすれば隣の家から汚い低音が壁を伝って飛来すること間違い無しなので出来ない。

 

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このセリフは今では考えられない。しかし、かつては声が枯れてでもボーカルレッスンを行い、努力を惜しまずにレッスンを続けていた。妥協せずに続けたその結果がこの歌声だと考えると、感慨深い
 

 

目指せ!シンデレラNO.1!

ボイスドラマもとても良かったです。美玲のボイスドラマにもゲスト出演していますが、そっちがかなり強烈。恒例のなりきりシンデレラでは肇が台本を選ぶことになったが

 

 

肇「燃やし尽くせ、酸化焼成!!

 

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前半が「器」についての話であったが、後半の劇は突然オサレ臭のするバトルが始まる。備前焼は酸化焼成によって特有の赤褐色になるそうです。土の鉄分が酸化してそうなるんだとか。なるほど、器の話をしたのはこれのフリだったわけか……(違う)よくあるよね、技名にしたら強そうな用語。

 

 肇「なん…だと…」

 

それにしても魔王肇、ノリノリである。普段からpassionな一面を見せることもあるから、こういう役でもすんなりなりきれるのかな。そういえば肇ちゃんに日本刀持たせた絵が流行ってましたよね。土系の斬魄刀あったかな

 

 

 

 

一方本編の方では、うどんについての熱い語りから始まります。あらかねの器との温度差で風邪ひくぞ。味を追求して足で踏むか、手でこねる事にこだわるかで悩んでいます。妥協を許さない性格だからこそですね。肇ちゃんの作った器でうどん食べたい

 

なりきりシンデレラのゲストは夢見りあむ。中島みゆき忌野清志郎みたいな組み合わせにどうなるのかと思っていたが、これが意外と合っていた。りあはじキテル

りあむの肇ちゃんを褒めちぎる様子は完全に限界オタクそのものであった。肇ちゃん推せるわ〜りあむちゃに肇のダイマしてほしい

なりきりシンデレラの台本は、なんと姉妹劇。姉の夢見りあむと妹の藤原肇である

妹の藤原肇

妹の藤原肇

妹の藤原肇

 

 

妹の藤原肇!?!?!?!?!?!?!?

 

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りあむ「ベッタベタの姉妹プレイ、あざま〜す」

 

肇ちゃんが一人っ子という情報は多分ここが初出、けどなんとなくそんな気はしてた。あとりあむの優しさの一面が見れる。こうやってドラマ聴いてるとりあむちゃのこと好きになってきたぞ。推せる、すき!

シンデレラワードは「ママカリ」聞いた事ない単語だったが調べて納得。なるほど、岡山の郷土料理で使われる魚の名前らしい。「ママ(御飯)をカリ(借り)に行くほどおいしい」ということからママカリと呼ばれるようになったとか(諸説あり)。今度岡山行った時に食べてみよう。ママカリの煮干しラーメンがあるらしいがこれが美味しそう。そういえば「ラーメン」といえば神谷奈緒のシンデレラワードでしたが

あっ、なおは

 

 

 

 

 

というわけで初めてリアルタイムで担当に与えられた楽曲は、素晴らしかった(語彙力不足)制作に携わった方へ感謝しないとですね。また、魔王肇、妹肇と新たな概念が2つも誕生したことで、2度美味しい。期待以上の内容になっていました。あらかねの器間違いなくライブ映えする曲なので、次の出演が確定した公演のチケットは必ず手に入れたいところ。

 

ところで、あらかねの器を聴いて「肇ちゃんに興味が出てきた!」と思った方、これを機に藤原肇というアイドルを知ってみませんか?

 

seesaawiki.jp

こちらは肇Pによる肇ちゃんのwikiです。まずはここを覗いてみると良いでしょう。

 

 

 

以下お気に入りのカード

 

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新たな色

初めて見た時、一瞬「誰!?」ってなりました。メガネと帽子が似合っております、完全に都会人。シャツ袖のボタンを外してあるのが個人的にポイントです。綺麗な腕がより多くこの世に「こんにちは」してくれますからね!ただ、これ半袖なら腕がもっと見れて良いとか思うかもしれないがそういう問題じゃない。長袖だから良いんです!!半袖では分からない魅力がそこにある。あと指がうちゅくしい

ダントツで好きなカードですが、入手方法が限られるので勧め辛い。

 

 

 

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クワイエット・ズィール

ちょっと、おじいちゃん吹っ飛ぶよ!?な一枚。特訓前のカードとのギャップが激しい!ちょっと透けてるお腹と髪で隠れるワ↑キ↓が素晴らしい、すき。HOT LIMITやってみない?あとNothing but Youとか踊らせたら映えそう。肇は露出度が高いカードがあまり無いけど、その分これと[楽園の佳景]に極振りしてる気がする。やるなら中途半端はやめて妥協せずにってことなのか、いや違うか。

 

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九天の玄女

 

すき

てんし

かみ

めがみ

 

 

マジ推せるわぁ!!

 

 

どれも藤原肇にとっての新たな色

そして、これからも新しい色を見つけるために

藤原肇をプロデュースしてみませんか? 

 

 

 

 

 

最後はゲーム内のセリフを集めたボーナストラックが収録されている。最後のセリフは、この名盤を締めくくるのに相応しい。CDが止まる最後まで